
- 肌にいい洗顔方法が知りたい…
- 間違ったやり方で失敗したくない…
- どんな洗顔料を使えばいいの?
洗顔は簡単にいいますと、「①泡を作る」→「②肌に泡をのせる」→「③洗い流す(すすぎ)」と、この3つの手順が基本です。
ですが、間違った方法で顔を洗い続けていると、
- 乾燥で肌がカサカサする
- 摩擦により「しみ」の原因になる
- 肌の乾燥により「しわ」の原因になる
なんて肌トラブルになってしまうことも…。

200種類以上の洗顔料を使ってきた洗顔エキスパートの私が、正しい洗顔の方法をお伝えします。
そこでこの記事では、洗顔で意識したい、
- 正しい洗顔方法
- 洗顔時の注意点
さらに、間違った洗顔をしないためのポイントもまとめて紹介していきます。
肌診断
あなたの肌タイプをチェック!
正しい洗顔のやり方【大切な6つのステップ】

では詳しく見ていきましょう。
【ステップ①】手を洗って顔の予洗いをする

洗顔をする前に、手と顔の予洗いを行ってください。
では詳しく見ていきましょう。
①:「手を洗う」
手に付着している雑菌や皮脂汚れを落としてから、洗顔の準備をしましょう。
- 水で手を予洗いする
- ハンドソープまたは石鹸をたっぷり手に取る
- 手のひらを泡でこする
- 手の甲を泡を伸ばしながらこする
- 指の間を両手の指で交差しながらこする
- 爪と指先を逆の手のひらでこする
- 反対の爪と指先同じようにこする
- 親指から順番に逆の手を使って1本ずつ洗う
- 逆の指も同じように洗う
- 手首の方まで泡を伸ばしてこする
- しっかり水で洗い流す
手をしっかり洗うことで雑菌や皮脂汚れが落ちるので、洗顔料の泡立ちが良くなります。
また清潔な手で顔が洗えますので、洗顔前にしっかりきれいな手にしておきましょう。

手を洗うことで泡立ちが良くなる。
手洗いの正しいやり方の動画
②:「ぬるま湯で顔を予洗いする」
すっぴん(日焼け止めなし)の状態なら、ぬるま湯で顔を予洗いします。
この理由ですが、顔に残った皮脂汚れを落としやすくするためです。
そのため、洗顔料を使う前にぬるま湯で洗い流してください。

予洗いは、すっぴん(日焼け止めなし)時のみで、メイクをしているときにしてはダメ。
洗顔前の顔の予洗いは32~34度(手で触っても冷たくない温度)のぬるま湯で洗ってください。
この理由ですが、冷たすぎると汚れが落ちずに、熱すぎると肌が乾燥するためです。
そのため、32~34度のぬるま湯で、顔の予洗いを行うようにしましょう。
洗顔の温度の目安については、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔で意識したい温度の目安

顔の予洗いは、32~34度(手で触っても冷たくない温度)のぬるま湯で行う。
【ステップ②】クレンジングをする

メイクをしている場合は、ポイントメイクと全体のメイクを落としましょう。
- ポイントメイクを落とす
- クレンジング料をのせてメイクを落とす
- ぬるま湯で洗い流していく
クレンジングのポイントは、こすらずに落とすことです。
ゴシゴシや肌をくるくるすると、摩擦によって「しみ・たるみ」につながるためです。
基本的に、クレンジングは肌にのせて水を少量つけるだけで、メイクを落とすことができます。
むしろ、こすると肌を傷つけてしまうだけなので注意してください。

クレンジングは肌にのせるだけで、こすって落とさないように注意する。
肌をこすらない正しいクレンジングのやり方については、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»クレンジングの正しいやり方

クレンジング中にマッサージをするのは止めましょう。
この理由ですが、肌の摩擦による「しみ・たるみ」の原因になるためです。
そのため、しみやたるみを防ぐためにも、顔のマッサージはせずに短時間で洗い流しましょう。
顔のマッサージをするデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»肌をマッサージする5つのデメリット

クレンジング中のマッサージは絶対にしちゃダメ。
【ステップ③】洗顔料をしっかりと泡立てる

まずは泡立てネットを使ってもちもち泡を作ってください。
- 手を洗う
- 泡立てネットを濡らして水気を切る
- ネットに洗顔料をのせる
- 空気が入るように大きく回す
- 泡ができたら絞り取る
ちなみにですが、もちもち泡を作るなら「泡立てネット」を使うのがおすすめです。
この理由ですが、泡立てネットが1番ヘタリの少ないもちもち泡が作れるためです。
ヘタリの少ないきめ細かい泡で洗顔をすると、毛穴の汚れもしっかりと吸着してくれるのです。
そのため、必ず泡立てネットを使ってもちもち泡を作りましょう。
»泡立てネットでもちもち泡を作る方法

きめ細かいもちもち泡だと、毛穴の汚れもしっかり取り除いてくれる。
もちもち泡を作る理由は、こすることでの肌トラブルを防ぐためです。
ヘタリの少ない泡を作ることで、クッションの役目をしてくれるのです。
もし、クッションがなければ指先で肌をこすってしまい、摩擦によって「しみ・たるみ」につながるのです。
そのため、肌トラブルを防ぐためにも、ヘタリの少ないもちもち泡を作るようにしましょう。
摩擦による肌トラブルについては、下記の記事を参考にしてください。
»肌をこする5つのデメリット

しみやたるみを防ぐためにも、もちもち泡で洗顔をする。
【ステップ④】泡を顔にのせる

泡立てネットでもちもち泡を作ったら、あとは顔にのせるだけです。
- 皮脂の多いTゾーンに泡をのせる
- 頬や目元など全体的に泡をのせる
- 肌に手が触れないように泡を軽く押しながら洗う
- 小鼻は指先で優しく押して洗う
泡をのせるポイントは、皮脂が多いTゾーンからのせていくことです。
洗顔料を長時間のせると、肌の余分な皮脂まで奪ってしまうことになります…。
ですので、皮脂が多いTゾーンから順番に泡をのせていきましょう。
ちなみにですが、顔に泡をのせる時間は「10~20秒」を目安にのせるようにしましょう。
»洗顔時間の目安とその理由

もちもち泡は皮脂の多いTゾーンから順番にのせていく。
正しい洗顔のやり方の動画
【ステップ⑤】顔をすすいでタオルで拭く

もちもち泡を顔にのせて10~20秒ほどしたら、しっかりと顔をすすいでタオルで拭き取りましょう。
- ①:「泡をのせてから10~20秒ですすぐ」
- ②:「柔らかいタオルで優しく拭き取る」
では詳しく見ていきましょう。
①:「泡をのせてから10~20秒ですすぐ」
もちもち泡を顔にのせたら、10~20秒程度ですすいでください。
- 32度~34度のお湯を用意する
- おでこを洗う
- 目元を洗う
- 鼻や頬を洗う
- フェイスラインを洗う
- 鼻の下とあごを洗う
- 洗い残しがないか確認して全体を洗う

泡をのせて10~20秒で汚れって落ちるの?
たった10~20秒ほど泡をのせただけでも、汚れを落とすことができます。
この理由ですが、洗顔料の洗浄成分が汚れを吸着するためです。
むしろ長い時間泡をのせると、余分な皮脂まで奪われるため「乾燥じわ」の原因になってしまうのです。
そのため、肌を乾燥させないためにも、泡をのせる時間は10~20秒と短時間で済ませてください。
»洗顔の目安の時間とその理由

しわを防ぐためにも、泡をのせて10~20秒したら洗い流す。
すすぎ残しがある場合、余分な皮脂が奪われ乾燥しやすくなったり、吹き出物やくすみの原因になってしまいます。
そのため、肌をこすらずにたっぷりのぬるま湯で、すすぎ残しがないように洗ってください。
すすぎ残しがない正しいやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»すすぎ残しがない正しい洗い流し方

肌をこすらずにすすぎ残しがないなら、すすぎ方の順番は気にしなくて大丈夫。
②:「やわらかいタオルで優しく拭き取る」
すすぎが終わったら、清潔なタオルを使って顔を拭きます。
- タオルを顔に軽く当てる
- 軽く上からポンポンと押す
タオルで顔を拭くときのポイントは、ゴシゴシこすらないことです。
肌をこすってしまうと、やわらかいタオルであっても摩擦による「しみ・たるみ」ができてしまいます。
そのため、「タオルを顔に軽く当て、上から軽くポンポンと押す」ように拭きましょう。
タオルで顔を拭くやり方については、下記の記事で解説していますので参考にしてください。
»肌を傷つけないタオルの拭き方とポイント

顔を拭くときは、タオルを顔に軽く当て上から軽くポンポンと押すように拭く。
顔を拭くときのタオルですが、「ふわふわでやわらかい」・「吸水性」のあるタオルを選びましょう。
ゴワゴワで吸水性が悪いタオルだと、肌をこするなど傷つけやすいのです。
肌を傷つけることで、「しみ・たるみ」などの肌トラブルへつながるため危険なのです。
そのため、肌を傷つけないためにも、やわらかく吸水性のあるタオルを使いましょう。

やわらかく吸水性のあるタオルを選ぶ。
【ステップ⑥】スキンケアをする

洗顔を終えたら、肌が乾燥する前にスキンケアをします。
- 化粧水をつける
- 美容液をつける
- 乳液(またはクリーム)をつける
このように、洗顔をしたら「①化粧水」→「②美容液」→「③乳液」と順番につけていきましょう。
スキンケアをせずに放置をすると、肌が乾燥して「しわ・くすみ」の原因になるため危険なのです。
そのため、必ず洗顔後はスキンケアをするようにしましょう。

洗顔して5分以内にスキンケアをするのが理想。
スキンケアの詳しいやり方については、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»朝のスキンケアの正しいやり方

朝と夜のスキンケアでは、「朝はUVケア」をして「夜はクレンジング」をする、といった違いになります。
それ以外の、「化粧水」「美容液」「乳液」は同じように使いましょう。
そのため不安にならずに、洗顔をしたら「化粧水→美容液→乳液」をつけると覚えたら大丈夫です。
朝と夜のスキンケアの違いについては、下記の記事を参考にしてください。
»朝と夜のスキンケアの目的の違い

洗顔後にするスキンケアは、「化粧水→美容液→乳液」と順番につけるだけ。
【やってはダメ!】11個のNG洗顔

では詳しく見ていきましょう。
【NG①】熱いお湯で洗う

熱め(38度以上)のお湯で洗顔をするのはやめましょう。
温度が高いと、肌に必要な皮脂まで流れてしまい肌が乾燥しやすいためです。
肌が乾燥すると、「しわ・くすみ」の原因になってしまい危険なのです。
ですので、洗顔はぬるま湯(32~34度)で洗うようにしてください。

しわやくすみを防ぐためにも、ぬるま湯(32~34度)で洗う。
【NG②】冷水で洗っている

冷水を使って洗顔をするのもやめましょう。
この理由ですが、水の温度が低くすぎると「皮脂やメイク汚れ」が落とせないためです。
皮脂やメイクなどの油汚れが落とせないと、毛穴に詰まって「毛穴の黒ずみ」の原因になってしまうのです。
そのため、必ず冷水ではなくぬるま湯(32~34度)で洗顔をしましょう。
洗顔で意識したい温度とその理由については、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»洗顔で理想的な温度

洗顔は32~34度のぬるま湯で洗う。
【NG③】シャワーで洗う

シャワーで洗い流すのはやめましょう。
この理由ですが、シャワーの水圧によって「肌のたるみ」につながるためです。
顔の皮膚はティッシュの半分の薄さしかありません。
その薄い皮膚にとって、シャワーの水圧は強すぎるのです。
ですので、シャワーで顔を洗い流すのはやめましょう。
シャワーでの洗顔が危険な理由については、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»シャワー洗顔がダメな3つの理由

肌のたるみを防ぐためにも、シャワーで洗い流すのはやめる。
【NG④】洗顔料をしっかり泡立てていない

洗顔料をしっかり泡立てないで顔を洗うのもやめましょう。
しっかり泡立てないで洗うと、肌をこすってしまい「しみ」の原因になるためです。
もちもちの泡があることで、クッションの代わりになり肌をこすらなくなるのです。
そのため、面倒でも必ずもちもち泡を作って洗顔をするようにしましょう。
もちもち泡を簡単に作る泡立てネットの使い方については、下記の記事を参考にしてください。
»もちもち泡を作る泡立てネットの使い方

泡立てネットを使うと簡単にもちもち泡が作れる。
【NG⑤】ゴシゴシ洗ってる

洗顔の時にゴシゴシこすって洗うのもやめましょう。
ゴシゴシあらうことで、メラニンが発生してしまい「肌のしみ」へとつながるためです。
基本的に、ゴシゴシこするのは肌を傷つけるだけで、メリットは1つもありません。
そのため、肌をゴシゴシこすって洗わないようにしましょう。
肌をこするデメリットについて、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»肌をこする5つのデメリット

泡は顔にのせるだけで、こすらなくても汚れは落ちる。
【NG⑥】時間をかけて洗顔している

時間をかけて洗顔するのもやめましょう。
長い時間洗顔をすることで、余分な皮脂まで流れてしまい肌が乾燥するためです。
肌が乾燥すると、「しわ・くすみ」の原因になるため注意が必要です。
そのため、洗顔は短時間(15~30秒)で済ませるようにしてください。
洗顔時間の目安については、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔時間の目安とポイント

洗顔は15~30秒以内で終わらせる。
【NG⑦】洗顔中に顔のマッサージをする

洗顔中に顔のマッサージをするのもやめましょう。
顔のマッサージをすることで、「肌のたるみ」の原因になるためです。
薄い皮膚を伸ばしたり引っ張ったりすると、肌のハリを作るコラーゲンやエラスチンがヘタってしまうのです。
つまり、顔のマッサージをすることで肌のハリがなくなってしまうということです。
そのため、肌のハリを保つためにも顔のマッサージはやめてください。
顔のマッサージをしてはダメな理由については、下記の記事を参考にしてください。
»顔のマッサージをする5つのデメリット

肌のたるみを防ぐためにも顔のマッサージはやめる。
【NG⑧】炭酸水で洗顔をする

炭酸水を使って洗顔をするのは止めましょう。
この理由ですが、炭酸水に含まれた二酸化炭素(炭酸ガス)が、肌に刺激を与えてしまうためです。
肌に刺激を与えることで、ニキビが悪化したり肌の乾燥につながる可能性があるのです。
このように、肌トラブルの原因になるため、炭酸水を使って洗顔をするのはやめましょう。
炭酸水を使った洗顔がダメな詳しい理由については、下記の記事を参考にしてください。
»炭酸水洗顔のメリット・デメリット

炭酸水を使った洗顔はニキビや肌の乾燥が悪化する。
【NG⑨】洗顔ブラシで洗う

洗顔ブラシを使って顔を洗うのはオススメしません。
この理由ですが、毛先が細いため毛穴の奥まで入ってしまうためです。
毛穴の奥までは入ることで、毛穴を押し広げてしまい今まで以上に毛穴がより目立つ可能性があるのです。
そのため、洗顔ブラシで顔を洗うのはやめましょう。
洗顔ブラシがオススメできない理由については、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔ブラシを使うメリット・デメリット

毛穴を目立たせないためにも洗顔ブラシは使わない。
【NG⑩】1日3回以上の洗顔をしている

洗顔を、1日3回以上するのはやめましょう。
この理由ですが、肌のうるおいが奪われて乾燥してしまうためです。
つまり、洗顔の回数を増やせば増やすほど、肌が乾燥して「しわ・くすみ」の原因になってしまうのです。
そのため、肌を乾燥させないためにも、1日の洗顔は2回を意識して行いましょう。

洗顔の回数は1日2回がおすすめ。
【NG⑪】タオルでゴシゴシ拭いている

顔を拭くときに、タオルでゴシゴシ拭くのもやめましょう。
この理由ですが、肌をこすることで「しみ」の原因になるためです。
肌をこすると摩擦により、しみの原因になるメラニンが発生してしまうためです。
そのため、タオルで拭くときはゴシゴシとこすらないようにしてください。
正しいタオルでの拭き方について、下記の記事で解説していますので参考にしてください。
»ゴシゴシこすらない顔の正しい拭き方

タオルで軽くポンポンと押すように拭く。
洗顔で意識したい4つのポイント

では詳しく見ていきましょう。
【ポイント①】洗顔は1日2回の朝と夜

洗顔は、朝と夜の2回するのがオススメです。
これは、「朝は寝ている間の汚れを落とす」・「夜はメイクの汚れを落とす」という目的があるためです。
- 朝の洗顔:「ホコリ・汗・ダニなど寝ている間につく汚れを落とすため。」
- 夜の洗顔:「日焼け止めやメイクの油汚れを落とすため。」
ちなみに、1日3回以上洗顔するのは「肌の乾燥」につながるため注意が必要です。
肌が乾燥すると「しわ・くすみ」につながるため危険なのです…。
そのため、しわやくすみを防ぐためにも「1日2回までの洗顔」で抑えるようにしましょう。

しわ・くすみを防ぐためにも、洗顔は朝と夜の2回までにする。
朝も洗顔料を使って顔を洗ってください。
洗顔料を使ったほうがいい理由ですが、スキンケアの油分や皮脂の油分は洗顔料を使わないと落ちにくいためです。
スキンケアや皮脂の汚れた油分を放置すると、酸化して「しみ・くすみ」の原因なるのです…。
しみやくすみを防ぐためにも、朝も洗顔料を使って洗うようにしましょう。
朝も洗顔料を使ったほうが良い詳しい理由については、下記の記事を参考にしてください。
»朝も洗顔料を使ったほうが良い4つの理由

スキンケアの油分を落とすためにも、朝も洗顔料を使う。
【ポイント②】もちもちの泡で洗顔をする

洗顔のときは、もちもちの泡で洗うのがオススメです。
もちもち泡で洗う理由ですが、「きめ細かいもちもち泡だと、汚れに吸着して落としてくれる」ためです。
スカスカでへたりの多い泡だと、汚れが落とせない上に摩擦による「しみ・たるみ」につながることも…。
しみ・たるみを防ぐためにも、手のひらを逆さにしてもたれない、もちもち泡で洗うようにしましょう。
肌をこすってはダメな理由については、下記の記事を参考にしてください。
»肌をこする5つのデメリット

スカスカ泡だと汚れがしっかりと落ちないため、しっかりと泡立てて洗顔をする。
もちもちの泡を作るなら、必ず泡立てネットを使ってください。
手で泡を立てるよりも、確実に泡立てネットのほうが「へたりの少ないもちもち泡」が作れるためです。
「手・泡立て器・泡立てネット」なら、泡立てネットが1番ヘタリが少ない理想的な泡が早く作れるんです。
そのため、「しみ・たるみ」などの肌トラブルを防ぐためにも、泡立てネットを使うようにしましょう。
洗顔ネットでもちもち泡を作る方法については、下記の記事を参考にしてください。
»泡立てネットでもちもち泡を作る方法

もちもち泡を作るなら泡立てネットを使うのがおすすめ。
手・泡立て器・泡立てネットの検証動画
【ポイント③】何回もすすぎをして洗い流す

もちもち泡を肌にのせたら、最低30回以上はすすぎをして泡を洗い流してください。
すすぎを繰り返す理由は、すすぎ残しがあることで、しわ・くすみなどの肌トラブルの原因となるためです。
基本的には、「顔の上から下へと」洗い流すと、すすぎ残しがなくなるためオススメです。
また「髪の生え際」・「フェイスライン」などは見落としやすいので、しっかりと泡が残らないように注意しましょう。
洗い残しを防ぐための正しいすすぎ方については、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»失敗しない正しいすすぎ方

顔の上から下へと30回以上はすすぎをするとすすぎ残しがなくなる。
【ポイント④】泡をのせてから上から押すだけ

洗顔のときは、泡を肌にのせて軽く上から押すだけで大丈夫です。
この理由ですが、こすらなくても泡の洗浄力だけで汚れは落ちるためです。
むしろ、肌をこすることで、「しみ・たるみ」などの肌トラブルへつながるため注意してください。
そのため、肌に泡をのせたら軽く上から押すように洗顔を行ってください。
肌をこすってはダメな理由については、下記の記事を参考にしてください。
»肌をこする5つのデメリット

肌はこすらずに、もちもち泡をのせて軽く上から押すだけ。
洗顔料の正しい選び方【損しないポイント】

洗顔料ですが、「敏感肌でも使える、もちもち泡が作れる洗顔料」を選べば大丈夫です。
これは、「しみ・たるみ」を予防しながら敏感肌の方でも安心して使えるためです。
- ポイント①:「敏感肌でも使える洗顔料」
- ポイント②:「もちもち泡が作れる洗顔料」
結局のところ、使いやすくてあなたの肌質に合っているものがオススメです。
敏感肌でも使える洗顔料は、無添加処方でパッチテスト済みの商品も多くあるため安心して使えます。
そのため、敏感肌方向けの洗顔料を選ぶのがおすすめです。

敏感肌向けの洗顔料なら安心して使える。
もちもち泡なら肌トラブルを防げる

自分の肌質に合う洗顔料の中でも、もちもち泡が作りやすい洗顔料を選びましょう。
この理由ですが、もちもち泡なら摩擦による「しみ・たるみ」などの肌トラブルを防げるためです。
- 摩擦による「しみ・たるみ」を防ぐことができる
- バリア機能の低下することでの敏感肌を防げる
- バリア機能低下による「しわ」を防ぐことができる
「しみ・しわ・たるみ」を予防するためには、肌をこすらないことが大切です。
ですので「しみ・しわ・たるみ」を防ぐためにも、もちもち泡が簡単に作れる洗顔料を選ぶようにしましょう。

「しみ・しわ・たるみ」を防ぐために、もちもち泡の洗顔料を選ぶ。
もちもち泡が簡単に作れる洗顔料について、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»失敗しないための正しい洗顔料の選び方

もちもち泡が簡単につくれる洗顔料ランキングTOP5

おすすめ洗顔料ランキングTOP5
- 1位:オルビスユー ウォッシュ
- 2位:草花木果 薬用洗顔フォーム
- 3位:ソフィーナ 乾燥肌のための美容液洗顔料<クッション泡>
- 4位:dプログラム エッセンスイン クレンジングフォーム
- 5位:IPSAイプサ クレンジングフォームセンシティブ
※もちもち泡が簡単に作れて、へたりの少ない洗顔料の順位になります。

もちもち泡だと肌を傷つけにくいからオススメ。

洗顔でよくある質問

では詳しく見ていきましょう。
【質問①】洗顔前に手は洗わないとダメなの?

洗顔前に手は必ず洗ってください。
手はスマホなどばい菌が多くついたものに連れているため、常に汚れている状態です。
そんな汚い手で洗顔をすると、ニキビなどの肌トラブルにつながるためです。
ですので、必ず手をきれいに洗ってから洗顔をしましょう。
手の洗い方については下記の手順を参考にしてください。
»手をきれいに洗う手順

手が汚いとニキビなどの原因になる。
【質問②】洗顔は水だけじゃダメなの?

洗顔は水だけではなく、必ず洗顔料も使ってください。
この理由ですが、水だけでは顔についた汚れが落とせないためです。
顔には1日を通して、「汗・ホコリ・油汚れ・メイク汚れ」などが付着しています。
特に油汚れなどは、水だけでは汚れを落とすことができません。
そのため、必ず洗顔料を使って洗うようにしましょう。
水で洗顔をするデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»冷たい水で洗顔をするデメリット

洗顔料を使うと「肌の乾燥・くすみ」を予防できる。
【質問③】使用済みのタオルを使うのは汚い?

使用済みのタオルを使うのはやめましょう。
使って放置したタオルには雑菌が繁殖するため危険なのです。
そのため、必ずきれいなタオルを使うようにしましょう。
タオルで顔を拭くきの注意点については、下記の記事を参考にしてください。
»タオルで拭くときの2つの注意点

雑菌を顔につけないためにも、きれいなタオルを使う。
【質問④】夏の洗顔の回数はどのくらいがオススメ?

夏の洗顔も、朝と夜の1日2回がオススメです。
1日3回以上洗顔をすると、皮脂が流れてしまうため乾燥しやすくなるのです。
そのため、肌の乾燥を防ぐためにも、1日2回にするようにしましょう。

夏など、季節に関係なく洗顔は朝と夜の1日2回がベスト。
【質問⑤】冬でも洗顔は毎日したほうがいいの?

冬でも洗顔は毎日しましょう。
この理由ですが、ターンオーバーを正常化して「くすみ」を防ぐためです。
冬は寒さで肌が乾燥することで、ターンオーバーが乱れやすくなっています。
そのため、毎日洗顔をすることで、古い皮脂を取ってターンオーバーを正常化する必要があるのです。

季節に関係なく洗顔は毎日する。
【質問⑥】冬に洗顔すると肌が乾燥するんだけどどうして?

肌が乾燥する原因としては、「熱いお湯で洗っている」ことが考えられます。
熱いお湯だと余分な皮脂まで流れてしまい、肌が乾燥してしまうためです。
そのため、洗顔は32~34度のぬるま湯で洗うようにしましょう。
特に、冬は寒さでお湯の温度も高くなりやすいため、温度の目安は意識してください。
洗顔で使うぬるま湯の目安については、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔の目安の温度

熱いお湯(38度以上)だと肌が乾燥して、「しわ・くすみ」の原因になるため注意。
【質問⑦】朝晩で洗顔料は使い分けていいの?

朝と夜で洗顔料を使い分けても大丈夫です。
ただし、もちもち泡が作れる洗顔料を使うようにしてください。
この理由ですが、肌をこすることで「しみ・たるみ」などの肌トラブルの原因になるためです。
そのため、朝と夜で使い分けるときには、もちもち泡が作れる洗顔料を基準として選ぶようにしましょう。

洗顔料の使い分けをするなら、もちもち泡が作れる基準で洗顔料は選ぶ。
もちもち泡が簡単に作れる洗顔料について、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»もちもち泡が作れる洗顔料ランキング

朝は「泡で出てくる洗顔料」、夜は「クリーム状(通常)の洗顔料」と使い分けるのもオススメです。
忙しい朝だと、泡を立てる時間がないですよね。
そのため、朝は押すだけで簡単に泡が出てくるタイプの洗顔料を使うのがオススメです。
泡タイプの洗顔料ランキングは下記の記事を参考にしてください。
»泡で出てくるタイプの洗顔料ランキング

朝は泡で出てくる洗顔料で、夜はクリーム状(通常)の洗顔料と使い分ける。
【質問⑧】洗顔料の使用期限は?

洗顔料の使用期限ですが、未開封は3年以上で、開封済みは開けた日から半年~1年です。
洗顔料の使用期限
アイテム | 未開封(製造日から) | 開封済み(開けた日から) |
---|---|---|
洗顔料 | 3年 | 3ヶ月~半年 |
石けん | 3年 | 半年~1年 |
このように洗顔料と石けんでは、開けてからの使用期限が異なるのです。
迷ったときは、開けた日から「半年以内」に使い切るようにすれば大丈夫です。
洗顔料の使用期限や長く使う3つのポイントについては、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔料やクレンジングの使用期限

洗顔料の使用期限は、未開封3年・開封済み3ヶ月~半年。
【質問⑨】洗顔フォームと石けんの違いとは?

洗顔フォームと石けんの違いは、界面活性剤の種類の違いになります。
具体的には、洗顔フォームは「合成界面活性剤」で、石けんは「天然界面活性剤」が含まれているのです。
ただし、石けんに含まれているのが「天然」の界面活性剤だからといって、肌に優しいわけではありません。
むしろ、石けんの方が洗浄力が強いため注意してください。
洗顔フォームと石けんのメリット・デメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔フォームと石けんのメリット・デメリット

敏感肌の方は、洗浄力が弱めの洗顔フォームがおすすめ。
【質問⑩】お風呂で洗顔はしてもいいの?

お風呂で洗顔をしても大丈夫です。
ただ、お風呂で洗顔をするときは、髪や体を洗った1番最後に洗顔をしてください。
この理由ですが、肌の乾燥を防ぐためです。
洗顔を最初にしてしまうと、スキンケアまでの時間が伸びてしまい肌が乾燥してしまうのです。
肌が乾燥すると、「しわ・くすみ」の原因になってしまい危険です。
そのため、お風呂から上がったらすぐに保湿をするようにしましょう。
ちなみにですが、お風呂で洗顔をするやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»お風呂で洗顔をするやり方

お風呂で洗顔をするなら1番最後にする。
【質問⑪】冷水で毛穴が引き締まる?

お風呂上がりや洗顔後に、顔に冷水をかけるのはやめましょう。
冷水をかけると毛穴が一時的に引き締まってしまい、化粧水などの浸透が悪くなってしまうためです。
つまり、肌が乾燥しやすくなってしまうということです。
そのため、肌の保湿を考えて冷水を顔にかけるのはやめましょう。
冷水で引き締めるデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»冷水を顔にかける2つのデメリット

肌に潤いを与えるためにも冷水で引き締めない。