
- 朝も顔料を使ったほうがいいの?
- ぬるま湯だけでも大丈夫ってウソなの?
- 敏感肌なんだけど洗顔料を使って大丈夫?
まず結論からいいますと、朝も洗顔料を使って顔を洗うようにしましょう。
もし、洗顔料を使わない間違った洗い方を続けていると、
- 肌トラブルが悪化する
- シミだらけの顔になる
- たるみ肌がどんどん酷くなる
という、嫌な肌トラブルを招いてしまうことも…。

150種類以上の洗顔料を使ってきた洗顔エキスパートの私が、洗顔料を朝も使ったほうがいい理由をお伝えします。
そこでこの記事では、朝洗顔をするときに意識したい、
- 朝も洗顔料を使った方がいい理由
- 朝洗顔の正しいやり方
さらには、朝洗顔で失敗しないポイントについても紹介します。
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朝も洗顔料を使ったほうがいい3つの理由

では詳しく見ていきましょう。
【理由①】顔についた汚れを落とすため

1つ目の理由は、顔についた汚れを落とすためです。
朝起きた時の肌は、さまざまな汚れが付着しているのです。
- ダニ
- 基礎化粧品に含まれる油分が酸化した汚れ
- 皮脂汚れ
- 角質汚れ
- 寝汗
- ホコリ
- アレルギー物質
- バイ菌
このように、寝ている間に様々な汚れが顔についているのです。
そのため、しっかりと肌の汚れを落とすためにも、洗顔料を使って洗うようにしましょう。

ダニやホコリなど寝ている間についた汚れをしっかりと落とすため洗顔料を使う。
【理由②】ぬるま湯だけでは汚れが落ちないため

2つ目の理由は、ぬるま湯だけでは落ちない汚れがあるためです。
寝ている間についた、「酸化した油汚れ」や「皮脂汚れ」などは洗顔料を使わないと落ちません。
肌の汚れを落とせないと、毛穴の黒ずみやくすみの原因になるのです。
そのため、しっかりと肌の汚れを落とすためにも、洗顔料を使って洗うようにしましょう。

皮脂による油分などは、洗顔料じゃないと落とせない。
【理由③】皮脂による肌トラブルを防ぐため

3つ目の理由は、皮脂による肌トラブルを防ぐためです。
酸化した皮脂が肌に残ってしまうと、肌の乾燥につながってしまうのです。
肌が乾燥することで、「しわ・くすみ・ターンオーバーの乱れ」などの肌トラブルにつながってしまいます。
そのため、肌を乾燥させないためにもしっかりと顔の汚れを落とすようにしてください。

洗顔料を使うことで肌の乾燥を防ぐことができる。
朝洗顔の正しいやり方【簡単5ステップ】

朝洗顔のやり方は以下の5ステップになります。
- 手をきれいにして顔の予洗いをする
- 洗顔料をよく泡立てる
- 泡を顔にのせる
- 顔をすすいでタオルで拭く
- スキンケアをする
朝洗顔のポイントは、しっかりと泡立ててこすらずに洗うことです。
この理由ですが、肌をこすることで摩擦による「しみ・たるみ」につながってしまうためです。
そのため、肌をこすらずにもちもち泡で洗顔をするようにしましょう。

もちもち泡を使ってこすらずに洗う。
正しい洗顔のやり方については、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»正しい洗顔のやり方

【しみ・たるみを防ぐ】朝洗顔2つのポイント

(※タップで移動します。)
では詳しく見ていきましょう。
【ポイント①】拭き取りシートは使わない

しみやたるみの原因になるため、朝洗顔拭き取りシートは使わないようにしましょう。
肌は摩擦などの刺激を受けると、肌を守ろうとしみの原因になるメラニンが発生してしまいます。
また肌をこすることで、肌にハリを与えるコラーゲンやエラスチンがヘタってしまい「たるみ」につながるのです。
そのため、しみやたるみを防ぐためにも、朝洗顔拭き取りシートは使わないようにしましょう。
拭き取りシートなどを使って肌をこするデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»拭き取りシートで肌をこするデメリット

しみやたるみを防ぐためにも拭き取りシートは使わない。
【ポイント②】泡で出てくる洗顔料を使う

朝の洗顔では、泡で出てくる洗顔料を使うのがオススメです。
朝は忙しく、泡立てネットでもちもち泡を立てる時間もないことが多いですよね…。
ただし、もちもち泡で洗顔をしないと泡のクッションがなく肌をこすってしまいます。
肌をこすってしまうと、「しみ・たるみ」の原因になるため危険なのです。
そのため、忙しい朝でも簡単にもちもち泡が作れる、泡で出てくる洗顔料を使うのがオススメなのです。

肌をこすらないためにも、泡で出てくる洗顔料を使う。
【しわ・くすみを防ぐ】朝洗顔4つの注意点

では詳しく見ていきましょう。
【注意点①】熱いお湯で洗う

朝の洗顔は、38度以上の洗顔では洗わないようにしましょう。
この理由ですが、肌が乾燥することで「しわ・くすみ」の原因になるためです。
そのため、洗顔をするときは32~34度のぬるま湯で洗うようにしてください。
ぬるま湯の判断としては、手で触れても熱くもなく冷たくもない温度を目安にしてください。
洗顔で注意したい適温の目安については、下記の記事を参考にしてください。
»洗顔の適温温度

朝の洗顔も、32~34度のぬるま湯ですすぎを行う。
【注意点②】起きて洗顔をしない

朝の洗顔は、起きてすぐのタイミングでしてください。
洗顔をしないと、寝ている間に酸化した皮脂によって肌が乾燥するためです。
肌が乾燥することで、しわやくすみの原因を防ぐことができます。
そのため、起きたらすぐに顔を洗うようにしましょう。

朝の洗顔のタイミングは起きてすぐにするのがオススメ。
【注意点③】洗顔後にスキンケアをしない

朝の洗顔を終えたら、肌が乾燥する前にスキンケアをしっかりしましょう。
洗顔後にスキンケアをしないと、乾燥して肌を守るバリア機能が低下してしまうのです。
その結果として、しわやくすみにつながってしまうのです。
そのため、洗顔後は5分以内にスキンケアをするようにしましょう。

スキンケアは洗顔後5分以内にする。
スキンケアの正しいやり方について、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»スキンケアの正しいやり方

【注意点④】毎日洗顔をしない

朝の洗顔も毎日してください。
この理由ですが、皮脂やスキンケアの油分が酸化して肌が乾燥してしまうためです。
肌が乾燥することで、しわやくすみの原因につながってしまうのです。
そのため、洗顔料を使って朝も毎日洗顔してください。

寝ている間についた汚れを洗い流すためにも、朝も毎日洗顔をする。
朝洗顔で髪が濡れるときの4つの対処法

朝の洗顔で髪が濡れるときの対処法は、「タオルキャップ・ヘアバンド・ヘアクリップ・ドライヤー」がおすすめです。
- 【対処法①】タオルキャップを頭に巻いて髪を抑える
- 【対処法②】ヘアバンドやカチューシャを使う
- 【対処法③】ヘアクリップまたはヘアピンで留める
- 【対処法④】濡れた髪はドライヤーでセット
髪の生え際までしっかり洗うと、どうしても髪がビショビショになりますよね。
ですが、泡が残ると乾燥などの肌トラブルに繋がるため、多少髪が濡れてもしっかり泡を洗い流さないといけません。
そのため、ヘアバンドを使ったり、濡れた生え際だけドライヤーをかけるなどで対処しましょう。

すすぎ残しは肌トラブルの原因になるため、髪が濡れてもしっかりと洗う。
髪のくせ予防はタオルキャップとヘアクリップがおすすめ


ヘアバンドで髪にくせが付くのが嫌なんだけど…。
そんなときは、タオルキャップとヘアクリップがおすすめです。
タオルキャップは、短時間の使用ならくせも付きにくく、かがんだときに髪が落ちるのを防げます。
ヘアクリップは前髪をしっかり留められて、髪にくせが付きにくいのが魅力的です。
そのため、朝洗顔のときに髪にくせが付くのが気になるときはぜひ試してみてください。

髪のくせが気になるなら、タオルキャップとヘアクリップがおすすめ。
朝洗顔で肌トラブルが起きた場合の対処法

朝洗顔で肌トラブルが起きたときの対処法は、「ぬるま湯に変更・医師に相談」がおすすめです。
- ぬるま湯のみの洗顔方法に変えてみる
- 皮膚科医に相談する(オススメ)
敏感肌や乾燥肌の場合、朝に洗顔料を使ったケアをすると肌トラブルが起きてしまうこともあります。
ですが現在の肌の状況や、スキンケアのやり方など、様々な原因で肌トラブルが起きる場合もあります。
そんなときは、1度ぬるま湯のみの洗顔にして様子見してみてください。
また、あまりにも肌トラブルが長引いたり、刺激を感じやすいようなら皮膚科医に相談した方が安心です。

肌の状態によっては皮膚科に行ったほうがいい。
朝洗顔についてよくある質問

では詳しく見ていきましょう。
【質問①】朝、顔を洗わないのはダメなの?

朝も顔を洗ってください。
この理由は、寝ている間についた「ダニ・古い皮脂・汗」などの汚れを取るためです。
放置をすると、古い皮脂が酸化して肌トラブルの原因になるため注意してください。

朝洗顔をしないと、「くすみ・ニキビ・毛穴の黒ずみ」の原因になる。
【質問②】洗顔は朝と夜どっちかだけじゃダメなの?

朝も夜も洗顔をしましょう。
そもそも、朝と夜では洗顔の目的が違うためです。
朝は寝ている間についた汚れを落として、夜は日中の汚れやメイクを落とすためです。
そのため、1日2回は洗顔をするようにしましょう。

1日を通して肌は汚れるため、肌トラブルを防ぐためにも朝と夜どちらも洗顔をする。
【質問③】朝忙しいから拭き取りシートを使っても大丈夫?

拭き取りシートや拭き取り化粧水は危険なのオススメしません。
この理由ですが、肌をこすることで「しみ・たるみ」の原因になるためです。
そのため、忙しい朝でも「ぬるま湯+もちもち泡」で洗顔をしてください。
拭き取りシートや拭き取り化粧水を使うデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»拭き取りシートを使う5つのデメリット

忙しい朝は、泡で出てくるタイプの洗顔料で顔を洗うのがオススメ。
【質問④】冬の朝は寒いから泡立てるのがつらい…。

冬の寒い日や忙しい朝にオススメなのが、泡で出てくる洗顔料です。
押すだけでもちもち泡が出てくる洗顔料なら、寒い冬でも洗顔を早く終わらせることができますよ。

毛穴の黒ずみなどの肌トラブルを防ぐためにも、寒い冬の朝でも顔を洗顔料で洗う。
泡タイプの洗顔料ランキングTOP3

- 1位:ビフェスタ(Bifesta)泡洗顔 コントロールケア
- 2位:牛乳石鹸 カウブランド 無添加泡の洗顔料
- 3位:花王 キュレル 潤浸保湿 泡洗顔料
※簡単にもちもち泡が作れる、泡で出てくる洗顔料の順位になります。

忙しい朝には、泡タイプの洗顔料がおすすめ。