
- 洗顔ブラシのメリット・デメリットって何?
- 洗顔ブラシって必要なの?
- 失敗しない洗顔ブラシの選び方とは?
まず結論からいいますと、洗顔ブラシを使うメリット・デメリットはこちらです。
もし、洗顔ブラシのメリット・デメリットを把握していないと、
- 摩擦による「しみ」を作ってしまう
- 肌を動かすことで「たるみ」の原因になる
- 毛穴がより目立つ結果になる
といった、肌トラブルになってしまうことも…。

150種類以上の洗顔料を使ってきた洗顔エキスパートの私が、洗顔ブラシを使うメリット・デメリットをお伝えします。
そこでこの記事では、洗顔ブラシを使うときに気になる、
- メリット・デメリット
- 洗顔ブラシは使わない方がいい?
さらには、洗顔ブラシの選び方などについても解説します。
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洗顔ブラシの3つのメリット

(※タップで移動します。)
では詳しく見ていきましょう。
【メリット①】毛穴の奥まで洗える

1つ目のメリットは、毛穴の奥まで洗えることです。
洗顔ブラシは毛先が細くなっているため、毛穴の奥まで入ることができます。
そのため、毛穴奥の汚れもかき出して、黒ずみや角栓ができるのを防いでくれるのです。

毛先が細いため、毛穴の奥まで洗うことができる。
【メリット②】顔のマッサージも同時にできる

2つ目のメリットは、顔のマッサージもできることです。
顔をマッサージすることで、血行をよくするメリットがあります。
血行がよくなることで、むくみも解消され一時的ですが肌の引き締めアップにもつながるのです。
そのため、結婚式や写真撮影などのイベントの直前にするのはオススメです。

顔のマッサージによって、むくみが解消される。
顔のマッサージによって、むくみや顔の引き締め効果はあります。
ですが、一時的な効果しかありません。
むしろ長期的に見ると、「皮膚」や「靭帯(じんたい)」を伸ばしているため、たるみの原因になるのです。
つまり、顔のマッサージをすればするほど、肌はたるんでしまうということです。
ですので、頻繁に顔のマッサージをするのは注意してください。

たるみを防ぐためにも顔のマッサージはしない。
顔のマッサージをするデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»顔のマッサージをする5つのデメリット

【メリット③】泡立ちをよくできる

3つ目のメリットは、泡立ちをよくできることです。
手のひらで泡立てをしても、もちもち泡を作るのは難しいですよね。
ですが、洗顔ブラシで手のひらで泡立てると、きめ細やかな泡が簡単に作れるのです。
また泡立てネットを併用して使うことで、洗顔料でもちもち泡が作れるのでオススメです。
もちもち泡が作れる泡立てネットに使い方については、下記の記事を参考にしてください。
»泡立てネットの正しい使い方

洗顔ブラシを使うと簡単にもちもち泡が作れる。
洗顔ブラシの3つのデメリット

では詳しく見ていきましょう。
【デメリット①】肌をこすってしまう

1つ目のデメリットは、肌をこすってしまうことです。
肌をこすってしまうと、摩擦により「しみ」の原因になるメラニンが発生するのです。
つまり、洗顔ブラシで肌をこすればこするほどに「しみ」を作ってしまうということです。
そのため、洗顔ブラシを使って顔を洗うのはオススメしません。
肌をこするデメリットについては、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»肌をこする5つのデメリット

「しみ・たるみ」を防ぎたいなら、洗顔ブラシは使わないほうがいい。
【デメリット②】毛穴が広がるリスクがある

2つ目のデメリットは、毛穴が広がるリスクがあることです。
洗顔ブラシでゴシゴシこすることで、毛穴の奥に毛先が入り込み、毛穴を押し広げてしまうのです。
毛穴が広がると、今まで以上に角栓など毛穴が目立ちやすくなってしまうため注意が必要です。

ゴシゴシこすることで毛穴が広がってしまう。
【デメリット③】洗顔ブラシの手入れが必要になる

3つ目のデメリットは、手入れが必要になることです。
使用後は洗顔料が残らないように、しっかりと洗って乾かす必要があります。
しっかりと洗えていない場合は、洗顔ブラシに雑菌が繁殖するため注意が必要です。

洗顔ブラシの手入れを間違えると、雑菌が繁殖する可能性がある。
洗顔ブラシは使わない方がいい?【オススメしません!】

洗顔ブラシですが、使うのをオススメしません。
この理由ですが、肌をこすってしまい「しみ・たるみ」を作ってしまうためです。
基本的には、泡を肌にのせるだけで汚れは落ちますので、洗顔ブラシは使用しなくていいのです。
ですので、肌トラブルを防ぐためにも洗顔ブラシは使わないようにしましょう。
特に「乾燥肌・敏感肌」の方は、使用するメリットはありませんので注意してください。

洗顔ブラシを使わなくても肌の汚れはしっかりと落とせる。
洗顔ブラシを使わない正しい洗顔のやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»正しい洗顔のやり方

【どうしても使いたい方向け】洗顔ブラシの選び方

洗顔ブラシはおすすめしていません。
ですが、どうしても使いたい場合は、「シリコン素材の電動洗顔ブラシ」を選んでください。
シリコン素材の電動ブラシ
この理由ですが、他の洗顔ブラシに比べると肌をこするリスクを少し軽減できるためです。
肌をこすってしまうと、「しみ・たるみ」などの肌トラブルにつながってしまい危険なのです。
肌への負担を減らすためにも、洗顔ブラシを使うならシリコン洗顔ブラシを検討してみてください。

どうしても使いたいなら、シリコン素材の電動洗顔ブラシを選ぶ。
選び方として、シリコン素材の電動洗顔ブラシを選びましょうとお伝えしました。
ですがシリコン洗顔ブラシを選んだとしても、肌をこすって洗顔をするのはダメです。
肌をこすると、「しみ・たるみ」などの肌トラブルの原因になるためです。
そのため、肌をこすって洗顔をするのであれば、洗顔ブラシを使わずに洗うのがおすすめです。

肌をこするのであれば、洗顔ブラシを使わないほうがいい。
肌をこすらずに洗顔をする方法については、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»肌をこすらずに洗顔をする方法

肌トラブルを減らす正しい洗顔のやり方

肌トラブルを減らす正しい洗顔のやり方は下記の6ステップです。
- 手を洗って顔の予洗いをする
- クレンジングをする
- 洗顔料をよく泡立てる
- 泡を顔にのせる
- 顔をすすいでタオルで拭く
- スキンケアをする
肌トラブルを減らすためのポイントは、肌をこすらないことです。
そのため、泡は肌にのせるだけで「ゴシゴシ・くるくる」はしないようにしましょう。

泡は肌にのせるだけで、こすったりはしない。
正しい洗顔の詳しいやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»正しい洗顔のやり方
