
- クレンジングの正しい使い方って?
- 入浴前にクレンジングってしてもいいの?
- 失敗しないやり方ってどうすればいいの?
簡単にいいますと、クレンジングの使い方は「①ポイントメイクをオフ」→「②全体メイクを落とす」→「③すすぎをする」と、このステップが基本となります。
ただし、間違ったクレンジングの使い方をしていると、
- 肌の乾燥がひどくなる
- ニキビなどの肌トラブルになる
- たるみ肌になって老けた印象になる
という、たくさんの肌トラブルにつながることも…。

50種類以上のクレンジングを使ってきた洗顔エキスパートの私が、クレンジングの正しいやり方をお伝えします。
そこでこの記事では、メイクを落とすときに絶対に意識したい、
- クレンジングの正しいやり方
- 使うときの注意点
さらに、種類別の使い方のポイントなども詳しく紹介します。
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クレンジングの正しいやり方【6ステップ】

では詳しく見ていきましょう。
【ステップ①】手を洗って清潔にする

まずは、クレンジングをする前に手を洗ってください。
- 水で予洗いをしてからハンドソープを手に取る
- 手のひら・手の甲・指・爪先・手首を洗う
- 水を使ってしっかり洗い流す
手の汚れを洗い流すことで、次に使うクレンジングの効果を発揮できるのです。
そのため、クレンジングの前は必ずハンドソープを使って手洗いをしましょう。
手を洗った後は、必ず水気を拭き取って手を乾かしてください。

クレンジング前は必ず手をきれいにして、手を乾かす。
【ステップ②】ポイントメイクを落とす

クレンジングで顔全体のメイクを流す前に、ポイントメイクリムーバーを使ってください。
(ポイントメイクとは、アイメイクや口紅といった落としにくいメイクのことです。)
専用のリムーバーを使う理由は、肌への負担を軽減ができるのです。
- ①:「アイメイクの落とし方」
- ②:「口紅の落とし方」
では詳しく見ていきましょう。
①:「アイメイクの落とし方」
- コットンを2枚用意してリムーバーをたっぷり染み込ませる
- 1枚目のコットンを目の下の際に置く
- 2枚目のコットンを落としたいメイクの上に軽くのせる
- マスカラ部分は2枚のコットンで挟み込む
- 5秒くらい押しつけたままにする
- 下に滑らせる(横に滑らせるのはNG)
この時のポイントは、まぶたを強くこすらないことです。
まぶたを強くこすると、薄い皮膚が伸びて「たるみ」の原因になるためです。
また、コットンの刺激によって乾燥や赤みなどの原因になってしまいます。
そのため、無理にメイクを落とそうとしてゴシゴシこすらないようにしてください。

たるみの原因になるため、アイメイクはゴシゴシこすっちゃダメ。
マスカラを落とす際に、綿棒で代用しても大丈夫です。
ただコットンの方が、「痛くなく、早く簡単に落とせる」といったメリットがあるためオススメしています。
ですが、綿棒がダメというわけではないので、コットンと綿棒のお好きな方法で試してみてください。

綿棒よりコットンのほうが、簡単に早く落とせるよ。
②:「口紅の落とし方」
- コットンにリムーバーをヒタヒタになるまで染み込ませる
- 上唇の口角から中心へ横に滑らせる
- 下唇も同じように滑らせる
口紅を落とすときも、強くこすらないように意識することが大切です。
唇の皮も薄いため、強くゴシゴシこするのはNGです。
強くゴシゴシこすってしまうと、唇の皮がむけてしまいます。
もしも、唇の皮がむけてしまった場合は、リップバームやワセリンを使ってケアしましょう。

唇の皮はむけやすいため、口紅はこすらないように優しく落とす。
【ステップ③】クレンジングを顔にのせる

ポイントメイクを落としたら、次は顔全体のメイクを落としていきます。
このときは、手をしっかり乾かしてから、クレンジングを顔全体になじませてください。
- 乾いた手にクレンジングを適量のせる
- 両手のひらに伸ばす
- Tゾーンを中心に軽いタッチでのせる
- クレンジングを追加する
- 頬・Uゾーン・目元にのせる
では、詳しく見ていきましょう。
クレンジングをパッケージに書かれている適量を参考に、乾いた手のひらにのせます。
濡れた手で使うとメイクが落ちないことがあるため、乾いた手のひらで使ってください。
手に取ったクレンジングを両手のひらに伸ばしましょう。
クレンジングバームやクレンジングジェルを使っている場合は、手のひらで温めてから使ってください。
次は、皮脂が多い「Tゾーン」からクレンジングをのせていきましょう。
このときですが、肌はこすらないように顔にクレンジングをのせるだけにしてください。
クレンジングの量が足りない場合は追加してください。
1プッシュまたは100円玉サイズを目安に追加してください。
最後は、「頬・Uゾーン(あごや口元)・目元」へとクレンジングをのせてください。
特に、口元や目元は肌が薄いため、クレンジングをのせたらすぐに洗い流しましょう。
クレンジングの正しいやり方の動画
クレンジングは30~40秒以内で行うようにしましょう。
この理由ですが、肌の乾燥するためです。
肌することで、しわやくすみの原因にもつながるため、短時間で終わらせるようにしましょう。

クレンジングは30~40秒を目安に洗い流す。
【ステップ④】ぬるま湯で洗い流していく

クレンジングは、「乳化(にゅうか)」と「転送(てんそう)」というタイプによって洗い流し方が変わってきます。
- ①:「乳化(にゅうか)タイプのクレンジングの流し方」
- ②:「転相(てんそう)タイプのクレンジングの流し方」
では詳しく見ていきましょう。
①:「乳化(にゅうか)タイプのクレンジングの流し方」
乳化タイプのクレンジングとは、メイクをこすらずに落とすクレンジングになります。
- クレンジングオイル
- クレンジングバーム
- 32~34度のぬるま湯を少量ずつ顔につけていく
- 顔全体が白くなったら乳化が終わる
- 手でお湯をすくって洗い流す
乳化(にゅうか)とは、水と油を混ぜて落とす方法のことです。
つまり、肌をこすらなくてもメイクが落とせるクレンジングタイプということになります。
クレンジングで乳化をする方法については、下記の記事を参考にしてください。
»正しい乳化のやり方

乳化をすると肌をこすらずにメイクを落とせる。
肌への負担が少ないのは、「乳化(にゅうか)」タイプのクレンジングです。
この理由ですが、肌をこすらなくてもメイクが落とせるためです。
肌をこすると、摩擦による「しみ・たるみ」の原因になってしまいます。
そのため、肌トラブルを減らしたいなら、乳化タイプのクレンジングがオススメです。

しみ・たるみをを防ぎたいなら、乳化タイプのクレンジングを使う。
②:「転相(てんそう)タイプのクレンジングの流し方」
転送タイプのクレンジングとは、くるくるしてメイクに馴染ませてから落とすクレンジングのことです。
- クレンジングリキッド(ローションタイプ)
- クレンジングミルク
- クレンジングクリーム
- クレンジングジェル
- 顔を優しくクレンジングとなじませる
- 軽いテクスチャーに変わったら転相が終わり
- 軽く水分を顔につけて再乳化する
- 顔全体をしっかり洗い流す
転送(てんそう)とは、水と油が入れ替わる現象のことです。
つまり、肌の上でクレンジングをくるくるして、メイクと馴染ませて落とす必要があるのです。

転相タイプはクレンジングをくるくるして落とす。
すすぎのときはシャワーを使わずに、手ですくったお湯で丁寧に洗ってください。
この理由ですが、シャワーを使うと水圧によって肌のたるみにつながるためです。
そのため、手ですくった32~34度のお湯を使ってすすぎをしてください。
肌トラブルを防ぐ正しいすすぎ方については、下記の記事を参考にしてください。
»クレンジングと洗顔料の正しいすすぎ方

乳化は、こすらずにメイクを落とせる。
【ステップ⑤】洗顔と水気のふき取り

クレンジングをしたら、洗顔をして顔を拭きましょう。
- ①:「洗顔のやり方」
- ②:「顔を拭く」
では詳しく見ていきましょう。
①:「洗顔のやり方」
- 洗顔料を泡立てる
- 泡を顔にのせる
- こすらずに洗い流す
洗顔料を使うときも、肌をこすらないように意識してください。
肌をこすると、「しみ・たるみ」の原因になるためです。
また、洗浄力をアップさせるためにも、洗顔ネットを使ってもちもち泡を作ってください。

洗顔は泡立てネットを使って、もちもち泡を作って洗う。
正しい洗顔のやり方については、下記の記事で解説していますので参考にしてください。
»肌トラブルを防ぐために意識したい正しい洗顔方法

②:「顔を拭く」
- タオルを顔に軽く当てる
- 軽く上からポンポンと押す
拭き取りのときも、肌をゴシゴシこすらないでください。
この理由ですが、肌をこすることで「しみの原因になるメラニンが発生」してしまうためです。
そのため、優しく軽く上からポンポンと押すように拭きましょう。
ゴシゴシと肌をこするデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»肌タオルで肌をこする5つのデメリット

タオルで拭くときも、優しくポンポンと軽く押すように拭く。
【ステップ⑥】スキンケアをする

洗顔をして顔を拭いたら、5分以内にスキンケアをしてください。
すぐにスキンケアをする理由ですが、乾燥することで肌トラブルにつながってしまうためです。
肌が乾燥してしまうと、ターンオーバーが乱れてしまい「くすみ」などの原因になってしまうのです。
そのため、洗顔後5分以内にスキンケアをするようにしてください。

洗顔後は5分以内にスキンケアを行う。
スキンケアの正しいやり方は、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»肌トラブルを防ぐスキンケアの正しいやり方

クレンジングの種類別の特徴と使い方

クレンジングの種類別の特徴と使い方について解説します。
では、詳しく見ていきましょう。
①:クレンジングオイルの特徴と使い方

クレンジングオイルの特徴は、洗浄力が高いため濃いメイクも簡単に落とせることです。
乳化(こすらずに落とす方法)となっていますので、肌への負担が少ないのです。
ちなみにですが、クレンジングオイルを使うメリット・デメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»クレンジングオイルを使うメリット・デメリット

クレンジングオイルは、乳化でメイクを落とす。
クレンジングオイルの使い方
- 手のひらでクレンジングオイルを伸ばす
- 顔全体にオイルをのせていく
- ぬるま湯を少量ずつつけて乳化させる
- 乳化したら洗い流す
このように、クレンジングが白く濁ったら洗い流しましょう。
クレンジングオイルでメイクと落とす手順については、下記の記事を参考にしてください。
»クレンジングの正しい使い方

乳化の合図は水をつけて、クレンジング料が白く濁ること。
②:クレンジングバームの特徴と使い方

クレンジングバームの特徴は、洗浄力は高いが肌にしっとり感を残してくれる製品が多いことです。
手のひらで温めると、溶けていくのもクレンジングバームの特徴となっています。

クレンジングバームは手のひらで温めると溶ける。
クレンジングバームの使い方
- クレンジングバームを手にのせる
- 手のひらでバームを伸ばして溶かす
- 顔にのせてメイクと軽くなじませる
- ぬるま湯を少量ずつバームにつける
- 白く濁ったら洗い流す
このように、手のひらで溶かしてから肌にのせるのがポイントです。
詳しいクレンジングバームの使い方に関しては、下記の記事を参考にしてください。
»DUO ザ クレンジングバームの使い方

バームは顔の上で溶かすのではなく、手のひらで溶かして肌にのせる。
③:クレンジングリキッド(ローションタイプ)の特徴と使い方

クレンジングリキッド(ローションタイプ)の特徴は、オイルフリーで作られているものが多くサラサラしています。
拭き取るタイプと洗い流すタイプがありますが、拭き取るタイプは肌への刺激が強いためオススメしません。

クレンジングリキッドは、こする必要があるため注意が必要。
クレンジングリキッドの(ローションタイプ)使い方
- クレンジングリキッドを乾いた手のひらにのせる
- 顔にのせてくるくるとなじませる
- ぬるま湯で洗い流す
使い方のポイントは、アイメイクを落とした後に全体のメイクを落とすことです。
クレンジング力が弱いため、最初にポイントメイクを落とさないと、メイクがしっかり落ちないこともあるためです。
そのため、必ずアイメイクを落としてから、他のメイクを落とすようにしてください。

アイメイクを落としてから全体のメイクを落とす。
④:クレンジングミルクの特徴と使い方

クレンジングミルクの特徴は、肌への負担が少なくマイルドな洗い上がりになることです。
テクスチャーはサラッとしていて水分量も多いため、使用後はつっぱる感じがほとんどありません。

洗浄力は弱いけど肌への負担が少ない。
クレンジングミルクの使い方
- 乾いた手にクレンジングミルクをのせる
- 手のひらで温める
- 顔全体にのせてなじませる
- ぬるま湯で洗い流す
使い方のポイントは、手のひらで温めることです。
クレンジングミルクは、油分が水分に包まれている状態で容器の中に入っています。
この油分を表面に出すために、まずは手のひらの体温で水分を蒸発させる必要があるのです。

乾いた手のひらでクレンジングミルクを温める必要がある。
⑤:クレンジングクリームの特徴と使い方

クレンジングクリームの特徴は、メイクとなじませるときに摩擦ダメージを最小限に抑えられることです。
また、油分が多く肌に必要な水分や油分を、必要以上に落とさずにクレンジングができるのです。

余分な皮脂などを落とさないため肌が乾燥しにくい。
クレンジングクリームの使い方
- 乾いた手のひらにクリームをのせる
- 手のひらで温める
- Tゾーン→Uゾーンの順番で顔にのせる
- 顔の上でなじませる
- ぬるま湯で洗い流す
使い方のポイントは、手のひらでクリームをしっかり温めることです。
クレンジングクリームは、手のひらで水分を蒸発させる必要があるのです。
そのため、冬場などで手が冷たい場合はクレンジング前に手を温めて使ってください。

手のひらでクリームを温めてから使う。
⑥:クレンジングジェルの特徴と使い方

クレンジングジェルの特徴は、肌へのなじみがよく伸びがいいクレンジングです。
また、使い心地が滑らかなため、摩擦による肌への刺激も抑えられるメリットがあるのです。

滑らかなテクスチャーが肌の摩擦を抑えてくれる。
クレンジングジェルの使い方
- 乾いた手のひらにのせる
- 手のひらでジェルを温める
- 顔にのせてくるくるとなじませる
- ぬるま湯で洗い流す
クレンジングジェルの使い方のポイントは、「乾いた手で使う・温めて使う」という2つです。
この理由ですが、クレンジングの中に含まれる水分が蒸発して、水分よりも油分が多くなるためです。
つまり、手で温めてから使うことでメイクが落ちやすくなるというわけです。
そのため、「乾いた手で使う」と「温める」の2つのポイントが大切なのです。

乾いた手のひらで温めて使う。
⑦:クレンジングシートの特徴と使い方

クレンジングシートの特徴は、洗浄力も高く濃いメイクも落としやすいことです。
ただ、肌をこすって落とすため、摩擦による肌への負担が大きいため注意してください。
そのため、旅行先や非常時など、どうしてもメイクを落とす必要がある時だけに使ってください。

旅行先や非常時に使いやすいアイテム。
クレンジングシートの使い方
- 人差し指の長さに合わせてシートを折りたたむ
- 中指と薬指の上にシートが乗るように挟む
- 肌を傷つけないようにこすってメイクを落とす
使い方のポイントは、ゴシゴシと強くこすらないことです。
ゴシゴシこすると、摩擦によってメラニンが発生してしまうのです。
つまり、クレンジングシートでこすればこするほどに、しみを作ってしまうということです。
そのため、落としたいメイクの部分へ30秒ほど当てたら優しく拭き取るように意識してください。

クレンジングシートは、肌への負担が大きいため、日常使いはオススメできない。
⑧:ポイントメイクリムーバーの特徴と使い方

ポイントメイクリムーバーの特徴は、洗浄力が強いため濃いアイメイクなども短時間で落とすことができることです。
ただし、肌への負担も大きいため、肌に当てるだけでこすらないように注意しましょう。

洗浄力が強いため肌をこすらないように使う。
ポイントメイクリムーバーの使い方
- コットンに染み込ませる
- 目元にコットンを10秒ほど当てる
- コットンをゆっくり動かして拭き取る
ポイントメイクリムーバーの使い方のポイントは、リムーバーをたっぷり使うことです。
この理由は、メイクを簡単に落とすためです。
コットンがヒタヒタになるくらい潤っていれば、メイクが簡単に落とせのです。ためです。
ですので、たっぷりとコットンへと染み込ませて使うようにしてください。

たっぷり使うと、メイクを簡単に落とせるから肌負担が少なくなる。
【しみ&たるみになる!】間違ったクレンジング4選

間違ったクレンジング方法
では、詳しく見ていきましょう。
【NG①】ゴシゴシこすってメイクを落とす

顔をゴシゴシ擦ってメイクを落とすのはやめましょう。
この理由ですが、肌をこすることで「しみ」の原因になるためです。
肌は摩擦などのダメージに弱いため、こすらないように注意してください。
肌をゴシゴシこすってはダメな理由については、下記の記事を参考にしてください。
»肌をこする5つのデメリット

クレンジングは肌にのせて優しくなじませるだけでOK!
【NG②】クレンジング中にマッサージをする

クレンジング中のマッサージもオススメしません。
マッサージをすることで、肌のたるみにつながってしまうためです。
顔のマッサージは肌への負担しかありませんので、特別な日以外はしないようにしましょう。
クレンジング中のマッサージをするデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»顔のマッサージをする5つのデメリット

結婚式など特別な日以外は顔のマッサージはしてはダメ。
【NG③】こすって落とすクレンジングを使う

肌をこすって落とすタイプのクレンジングは使わないようにしましょう。
こすることで、しみの原因になるメラニンが発生してしまうためです。
つまり、メイクを落とすたびに「しみ」を増やしてしまうということです。
肌をこすって落とすクレンジングがおすすめできない理由については、下記の記事を参考にしてください。
»メイク落としシートを使ってはダメな3つの理由

肌は摩擦などの刺激に弱いため、拭き取りシートタイプは使ってはダメ。
【NG④】クレンジングの量が少ない

メイクと落とすときは、クレンジングはケチらずにたっぷり使ってください。
クレンジングの量が少ないと、肌に摩擦ダメージを与えてしまうため注意が必要なのです。
基本的に使用量が少ないと、メイクになじませるときに肌をこすってしまうのです。
そのため、メイクを落とすときにはクレンジングをたっぷり使うようにしましょう。
肌をこすってはダメな理由については、下記の記事を参考にしてください。
»肌をこする5つのデメリット

クレンジングはケチらずにたっぷり使ってメイクを落とす。
【しわ&くすみになる!】注意したいクレンジング6選
注意したいクレンジングのやり方
では、詳しく見ていきましょう。
【注意①】肌質でクレンジングを選ぶ

肌質でクレンジングを選ぶのはやめてください。
この理由ですが、メイクの洗い残しの原因になるためです。
クレンジングは肌質ではなく、メイクの濃さに合わせて選ぶようにしましょう。
メイク別のおすすめクレンジング一覧
メイクの濃さ | おすすめのクレンジング |
---|---|
薄いメイク | ・クリーム ・バーム ・リムーバー |
普通のメイク | ・バーム ・オイル ・リムーバー |
濃い(しっかり)メイク | ・バーム ・オイル ・リムーバー |

クレンジングは肌質ではなく、メイクの濃さで選ぶ。
メイクの濃さで選ぶクレンジングの種類については、下記の記事を参考にしてください。
»メイクの濃さと相性のいいクレンジング

【注意②】冷水・熱いお湯を使う

冷水や熱いお湯を使って、クレンジングを洗い流すのはやめましょう。
温度が冷たいと、メイク汚れが落ちずに肌の乾燥につながってしまいます。
逆に、温度が高いと余分な皮脂が奪われて、肌が乾燥することで「しわ・くすみ」の原因になってしまうのです。
そのため、32~34度のぬるま湯で洗い流しましょう。
洗い流すときの温度とその理由については、下記の記事を参考にしてください。
»ぬるま湯の温度の目安とその理由

お湯の温度は32~34度を目安にする。
【注意③】長時間クレンジングをする

長い時間クレンジングをするのもやめてください。
クレンジングを長時間すると、界面活性剤によって肌が乾燥するためです。
肌が乾燥すると、しみやたるみの原因になるため注意が必要なのです。
そのため、クレンジングは30~40秒以内に終わらせるようにしましょう。
クレンジング時間の目安と理由については下記の記事を参考にしてください。
»クレンジングをする目安の時間と理由

クレンジングは30~40秒以内に終わらせる。
【注意④】クレンジングをせずに寝てしまう

疲れて眠たい気持ちはわかりますが、メイクを落とさずに寝るのはやめてください。
この理由ですが、メイク汚れが酸化することで肌が乾燥するためです。
肌が乾燥することで、くすみや毛穴の黒ずみの原因につながってしまいます。
そのため、疲れて眠たいときでも薄いメイクのときであっても、クレンジングをして寝るようにしましょう。
薄いメイクやすっぴんでもクレンジングが必要な理由については、下記の記事を参考にしてください。
»薄いメイクでもクレンジングが必要な理由

薄いメイクや日焼け止めだけの日でも必ずクレンジングを使う。
【注意⑤】ノーメイク(すっぴん)でもクレンジングをする

日焼け止めも何もしていない日に、クレンジングをするのはやめてください。
メイクや日焼け止めをしていない日にクレンジングをすると、余分な皮脂が流れてしまい肌が乾燥するのです。
その結果として、しわやくすみの原因につながってしまうのです。
そのため、日焼け止めもしていない「ノーメイク(すっぴん)」のときはクレンジングはしなくて大丈夫です。
ノーメイク(すっぴん)時のクレンジングの使用については、下記の記事で解説しましたので参考にしてください。
»ノーメイク(すっぴん)でもクレンジングが必要な理由

日焼け止めもしていないノーメイクの日はクレンジングをしてはダメ。
【注意⑥】朝もクレンジングをする

朝にクレンジングをするのはやめてください。
この理由ですが、ノーメイク(すっぴん)のときにクレンジングをすると、肌が乾燥してしまうためです。
メイクや日焼け止めをしていないときにクレンジングをしても、肌トラブルにつながるだけです。
そのため、朝はクレンジングではなく洗顔料で洗うようにしましょう。
洗顔料を使ったほうがいい詳しい理由については、こちらで解説していますので参考にされてください。
»朝に洗顔料を使ったほうがいい4つの理由

朝はクレンジングをしなくていい。
クレンジングはいつすればいいの?【おすすめ4選】

では詳しく見ていきましょう。
①:帰宅後すぐのタイミングでする

1つ目のクレンジングをするタイミングは、帰宅してすぐです。
帰宅してすぐにクレンジングをすると、メイクによる肌の乾燥や肌トラブルを防ぐことができるのです。
メイク中は肌へ負担がかかるため、少しでも早く落とすほうが肌トラブルを防げます。
そのため、外へ出る用事がなければすぐにでもクレンジングをしましょう。

乾燥などの肌トラブルを防ぐためにも、帰宅後すぐにメイクを落とす。
②:お風呂に入る前のタイミングでする

2つ目のクレンジングをするタイミングは、お風呂に入る前です。
お風呂前だと、乾いた手でクレンジングができるため効果を発揮しやすいのです。
商品によっては、濡れた手や顔では使えないクレンジングもあります。
そのため、濡れた手で使えないクレンジングを使っているなら、お風呂に入る前が使いやすいですよ。
ただし、スキンケアまでの時間が少し伸びるため肌の乾燥に注意してください。

お風呂に入る前にクレンジングだけ済ませてしまう。
③:入浴中のタイミングでする

3つ目のクレンジングをするタイミングは、入浴中です。
入浴中にクレンジングをすると、毛穴が開いてメイクと落としやすいメリットがあります。
この理由ですが、蒸気などで肌が温まって毛穴が開きやすくなるためです。
毛穴の黒ずみなどが気になっている場合は、入浴中のクレンジングがおすすめです。
ちなみにですが、お風呂でクレンジングや洗顔をするやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»お風呂でクレンジングと洗顔をするやり方

入浴中のクレンジングは、髪と体を洗った後にするのがオススメ。
④:お風呂に入った後のタイミングでする

4つ目のクレンジングをするタイミングは、お風呂に入った後です。
お風呂に入った後すぐにクレンジングをすると、乾燥による肌トラブルを防ぐことができます。
これは、スキンケアまでの時間が短くて済むためです。
クレンジングや洗顔後の時間が長いと肌が乾燥するため、肌の乾燥に悩んでいるならお風呂後がオススメです。

クレンジング&洗顔をした5分以内にスキンケアをする。
クレンジングをした後の、スキンケアの順番については下記の記事を参考にしてください。
»スキンケアの正しいやり方

濡れた手でもメイクって落ちるの?【種類によっては落ちます】

濡れた手でも使えるクレンジングを使うことで、手や顔が濡れていてもメイクをしっかり落とすことはできます。
基本的に、クレンジングオイルを使えば、多少手が濡れていてもメイクを落とすことはできます。
そのため、入浴中にメイクを落としたい場合は、必ず濡れた手でも使えるクレンジングを選ぶようにしましょう。
お風呂でも使えるクレンジング人気ランキングについては、下記の記事を参考にしてください。
»お風呂でも使えるクレンジングランキング

濡れた手でも使えるクレンジングなら、手が濡れていてもメイクは落とせる。
クレンジングの使用期限は?【未開封3年・開封済み3ヶ月~半年】

クレンジングの使用期限は、未開封なら3年以上で、開封済みなら開けた日から3ヶ月~半年以内です。

いつ開けたか忘れちゃった…。
開けた日を忘れた場合は、「色・におい・テクスチャー」で判断をしてください。
- 洗顔料やクレンジングが変色している
- 変なにおいがする
- テクスチャーに違和感がある
期間が過ぎている場合、肌トラブルの原因につながるため、必ずクレンジングの状態を確認してください。
もし、不安な場合は使わずに捨てたほうが肌にとっては安心です。
クレンジングの使用期限や長く使うポイントについては、下記の記事を参考にしてください。
»クレンジングや洗顔料の使用期限

クレンジングの使用期限は、未開封3年・開封済み3ヶ月~半年。
こすらず落とせるクレンジング人気ランキングTOP5

クレンジング人気ランキングTOP5
- 1位:DUO ザ クレンジングバーム
- 2位:アテニア スキンクリア クレンズ オイル アロマタイプ
- 3位:ファンケル マイルドクレンジングオイル
- 4位:ドクターシーラボ ナチュラルクレンジングオイル
- 5位:アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイル
※肌を擦らなくてもメイクが落とせるクレンジングの順位になります。

肌をこすらないから、「しみ・たるみ」を防ぐことができるよ。
