
- 肌が乾燥するから本当に使わないほうがいいの?
- クレンジングオイルって肌に悪いの?
- 自分の肌に合うクレンジングの選び方って?
結論からいいますと、クレンジングオイルメリットとデメリットはこちらです。
ただし、メリットとデメリットの理由まで把握しないと、
- 肌の乾燥がひどくなる
- 「しわ・くすみ」の原因になる
- 肌をこすって「しみ・たるみ」ができる
などの肌トラブルにつながることも…。

50種類以上のクレンジングを使ってきた洗顔エキスパートの私が、クレンジングオイルのメリット・デメリットをお伝えします。
そこでこの記事では、クレンジングオイルで意識したい、
- メリット・デメリット
- クレンジングオイルの使い方
さらには、クレンジングの選び方や注意点などについても解説します。
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クレンジングオイルを使う4つのメリット

では詳しく見ていきましょう。
【メリット①】メイクをしっかり落とせる

1つ目のメリットは、メイクをしっかり落とせることです。
クレンジングの種類の中でも、1番洗浄力が強いのがクレンジングオイルです。
- 1位:「クレンジングオイル」
- 2位:「クレンジングバーム」
- 3位:「クレンジングクリーム・ジェル」
- 4位:「クレンジングミルク・リキッド」
そのため、メイク汚れをしっかりと落とすことができるのです。
メイク汚れが肌に残っていると、「ニキビ・しわ・くすみ」の原因になってしまい危険なのです。
つまり、メイクをしっかりと落とせるため肌トラブルを防ぐことができるのです。

メイクをしっかりと落とせるため、ニキビ・しわ・くすみを防ぐことができる。
【メリット②】こすらなくてもメイクと落とせる

2つ目のメリットは、こすらなくてもメイクと落とせることです。
クレンジングオイルは、乳化(にゅうか)という、油と水を混ぜる方法でメイクを落とします。
簡単にいいますと、肌をこすらなくてもメイクと落とすことができるのです。
肌をこすると、「しみ・たるみ」などの肌トラブルにつながってしまい危険なのです。
ですので、肌トラブルを防ぐためにもクレンジングオイルを使いましょう。
しみ・たるみ以外の肌をこするデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»肌をこする5つのデメリット

肌をこすらずにメイクが落とせるため、しみやたるみの予防につながる。
【メリット③】お風呂でも使える

3つ目のメリットは、お風呂でも使えることです。
クレンジングオイルは、濡れた手や濡れた顔でも使えるためお風呂でも使えるのです。
もちろん商品によっても変わってきますが、基本的にはクレンジングオイルしかお風呂では使えません。
そのため、お風呂に入ってメイクを落としたい場合は、クレンジングオイルを使うようにしましょう。
ちなみにですが、お風呂での洗顔やクレンジングのやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»お風呂での洗顔&クレンジングのやり方

クレンジングオイルは、濡れた手や濡れた顔でも使うことができる。
【メリット④】毛穴ケアもできる

4つ目のメリットは、毛穴ケアもできることです。
この理由ですが、古い皮脂(油)を落とすときに、クレンジングオイルが効果的だからです。
クレンジングを使って、角栓ケアをする方法はこちらです。
- クレンジングオイル(またはバーム)を用意する
- ホットタオルを顔にのせる
- クレンジングをのせて5分放置する
- 乳化して洗い流す
もちろん、100%きれいに取れるというわけではありません。
ですが、1ヶ月など継続することで角栓の目立ちを予防することができます。
クレンジングオイルを使った毛穴ケアのやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»クレンジングで角栓を取る方法

クレンジングオイルで角栓ケアをすることができる。
クレンジングオイルを使う2つのデメリット

(※タップで移動します。)
では詳しく見ていきましょう。
【デメリット①】肌が乾燥しやすい

1つ目のデメリットは、肌が乾燥しやすいことです。
クレンジングの種類でも、1番洗浄力が強いのがこのクレンジングオイルとなっています。
つまり、肌に必要な皮脂なども奪い取る可能性があるのです。
肌をこするようにメイクを落とすと、より乾燥しやすくなります。
そのため、肌をこすらずに短時間でクレンジングを終わらせるようにしましょう。

洗浄力が強いため、肌をこするようにメイクを落とすのは危険。
【デメリット②】薄いメイクでは負担になる

2つ目のデメリットは、薄いメイクでは肌への負担になることです。
クレンジングオイルは洗浄力が強いため、しっかりメイクでも落とすことができます。
ですが、逆に薄いメイクのときには、肌への負担になりやすいため注意が必要です。
そのため、メイクの濃さに合わせて使い分けるように意識してください。

肌への負担を減らすためにも、薄いメイクのときは使わないようにする。
クレンジングオイルの使い方【簡単4ステップ】

では詳しく見ていきましょう。
【ステップ①】手のひらでクレンジングオイルを伸ばす

まずは、クレンジングを手のひらに適量出して伸ばしていきましょう。
特別なことをする必要はなく、両方の手のひらで馴染ませれば大丈夫です。

手のひらでクレンジングオイルを馴染ませるように伸ばす。
【ステップ②】顔全体にオイルをのせていく

手でオイルを伸ばしたら、顔全体にのせていきましょう。
のせる順番としては、皮脂が多い「Tゾーン」からのせていけば大丈夫です。
このときのポイントは、こすったりくるくるしないことです。
手のひらで肌に軽く触れるように、クレンジングオイルを肌へとつけていきましょう。

Tゾーンから順番にこすらないようにオイルをのせていく。
顔全体につけたら、クレンジングオイルを少量追加しましょう。
メイクの濃さによっては量が足りないことがあるためです。
そのため、少量でもいいので追加して顔につけていきましょう。

顔全体につけた後にクレンジングオイルを追加する。
【ステップ③】ぬるま湯を少量ずつつけて乳化させる

顔全体にクレンジングオイルをつけたら、ぬるま湯を少量ずつつけて乳化させましょう。
乳化(にゅうか)とは、水と油を混ぜてメイクを落とす方法のことです。
簡単にいいますと、乳化することで肌をこすらずにしっかりとメイクが落とせるのです。
メイクを落とす上で大切なポイントですので、必ず乳化をするようにしましょう。
乳化をさせる正しいやり方については、下記の記事を参考にしてください。
»正しい乳化のやり方

肌をこすらずに落とすためにも乳化させる。
【ステップ④】乳化したら洗い流す

クレンジングオイルにぬるま湯をつけて、乳化したら洗い流しましょう。
ぬるま湯をクレンジングオイルにつけて白く濁ったら、乳化完了した合図となります。
そのため、白く濁ったら洗い流せば大丈夫です。

クレンジングオイルが白く濁ったら洗い流す。
クレンジングオイルの使い方動画
クレンジングオイルを使うときの3つの注意点

(※タップで移動します。)
では詳しく見ていきましょう。
【NG①】ゴシゴシ洗う

ゴシゴシやくるくるして洗うのは止めましょう。
クレンジング中に肌をこすると乾燥して「しわ・くすみ」の原因になるためです。
そのため、クレンジングオイルはこすらずに肌にのせるだけで洗うようにしましょう。
しみやくすみ以外の肌をこするデメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
»肌をこする5つのデメリット

クレンジングオイルは肌にのせるだけでこすってはダメ。
【NG②】顔のマッサージをする

クレンジング中に顔のマッサージをするのも止めましょう。
顔のマッサージをすると、「しみ・たるみ」の原因になってしまうためです。
もちろんマッサージをすることで、引き締まって見えます。
ですが、それも一時的な効果しかありませんので、長期的に見るとデメリットのほうが大きいのです。

顔のマッサージはデメリットのほうが大きい。
【NG③】長時間クレンジングをする

長い時間クレンジングをするのもオススメしません。
この理由ですが、余分な皮脂まで奪い肌が乾燥しやすくなるためです。
クレンジングオイルは洗浄力が強いため、肌に長時間のせるのは危険なのです。
ですので、30~40秒を目安にクレンジングをしましょう。
クレンジングや洗顔の時間の目安とその理由については、下記の記事を参考にしてください。
»クレンジングと洗顔の目安の時間

長時間クレンジングをすると肌が乾燥する。
クレンジングの選び方【肌質ではなくメイクの濃さ選ぶ】

クレンジングの選び方は、肌質ではなくメイクの濃さで選んでください。
メイクの濃さで選ぶ理由ですが、しっかりとメイク汚れを落として肌トラブルが防ぐためです。
逆に、肌質で選んでしまうとメイクが肌に残る可能性がでてしまいます。
メイク汚れが肌に残ってしまうと、「たるみ・乾燥・ニキビ」の原因になってしまい危険なのです。
そのため、肌質ではなくメイクの濃さで選ぶようにしましょう。

クレンジングは肌質ではなくメイクの濃さで選ぶ。
具体的なメイクの濃さとクレンジングの選び方については、下記の記事を参考にしてください。
»クレンジングの正しい選び方

クレンジングオイルでよくある質問

では詳しく見ていきましょう。
【質問①】肌に負担がかかるって本当?

洗浄力が強いため負担はかかりやすいです。
ですが、メイク汚れが落とせないほうが負担が大きく、肌トラブルの原因になります。
そのため、しっかりとメイクが落とせるクレンジングオイルのほうが肌トラブルが防げる。

洗浄力は強いけど、メイク汚れが残らないため肌トラブルは少ない。
【質問②】濡れた手でも使える?

基本的に使えるものが多いです。
ただし、商品やメーカーによっても変わってくるためパッケージ裏を確認してください。

濡れた手でもつかえるため、お風呂でも安心して使える。
【質問③】マツエクをしていても使える?

マツエク対応のクレンジングオイルなら使えます。
これも商品やメーカーによって変わるため必ず確認してください。

必ずマツエク対応の商品かどうかをチェックする。
【質問④】マスカラなどポイントメイクまで落ちる?

マスカラなどのポイントメイクは、専用のリムーバーを使いましょう。
クレンジングオイルでも落ちるものもありますが、目元への負担も考えてリムーバーを使うのがオススメです。

肌の負担を考えて、マスカラには専用リムーバーを使う。
マスカラなどのポイントメイクの落とし方については、下記の記事を参考にしてください。
»ポイントメイクの落とし方
